Model No.5210
Power : 50 Watts All Transister Amplifier
Amp：Pri=Transister Power=Transister　
Channel : 2
Knob NOMAL : VOLUME(B22K) TREBL(B220K) BASS(A1M)
Knob BOOST : GAIN(B22K) VOLUM(A100K) TREBL(B22K) MIDLE(B22K) BASS(A1M)
Knob MASTER : REVERB(B22K) VOLUME(B22K)
Input : 1
Output : D.I. HEADPHNE SEND RETURN FOOTSWITCH
Revreb : 〇
Send-Return : 〇
Speaker : Celestion G12M-70 4Ω
Dimensions (W x H x D)mm：585×480×245
Weight (Kg)：17.3

80年代に入り大型真空管アンプのメーカーであるマーシャルは、マーケット拡大のため庶民に手が届きやすいトランジスタアンプの開発・発売を開始した。当初はトランジスタ・・・と聞くと相手にしないプレイヤーもいたが、マーシャルは本気でマーシャルサウンドを奏でるトランジスタアンプを作り上げた。中でも有名なのはLead 12と言う小型アンプで、そのサウンドはリトルJCM800と呼ばれプロミュージシャンも納得する出来で、今でも人気が耐えない。

この5210も音圧などは4210には及ばないが、サウンド的には素晴らしいJCM800のマーシャルサウンドであり、スイッチ・オンで直ぐに使える便利さと軽さは大きな戦力となる。　

マーシャル5210は、JCM800 4210 真空管アンプのトランジスタ版で、外観や操作性は4210と同様であるが、5210はトランジスタアンプの為スタンバイスイッチが無い。

Lead 12と基本的な設計は同一だが、出力50Wをたたき出す強力なパワートランジスタぱ4つ載せられている。

Marshall 5210 もLead 12と同様、作られた時期により基板や音が異なりるため、前期と後期の2台を入手してしまった。
製造された時期により、同じモデルのアンプとは思えないほど設計が異なっており、初期型はLead12同様高音域が強く固い音であるのに対し、後期型はややマイルドな感じで後期型の方がよく歪む所もLead12と似ている。